はじめに
あれは2019年5月のことでした。。
バンコクにきて日も浅かったあの頃、突然入院することになりました!笑
日本でも入院経験がなく、まさか自分が海外で入院するとは思いもしませんでした。
海外で入院するという機会もなかなかないかと思いますので、
今回は私が入院した際の実体験をご紹介します。
入院になった経緯
私が入院した際の診断名は「急性胃腸炎」でした!(食あたりですね)
私の場合は前の日に食べた牡蠣に当たったと思われます笑
朝から怠さ、下痢と嘔吐が止まらず、幸運にも仕事が1日休みだったので、終日寝込みました。
しかし夕方になっても症状が改善せず、、、
翌日は仕事もあったので、長い待ち時間覚悟で緊急外来の受診を覚悟したのが午後6時でした。
入院した病院
その時受診したのは、スクンビットにある「サミティヴェート病院」です。
その時住んでいたのは「サトーン」という地域だったので、車で約1時間かかるかなり遠い病院でした。
ですが、タイでの初めての病院受診ということで、日本語通訳が絶対に常駐している病院に行きたくてタクシーに乗りました。。
バンコクの病院事情
実際私の住んでいたサトーンという地域で日本語通訳常駐の病院は少ない(ほぼ皆無)ですが、英語で受診できる病院であればもう少し近場にありましたし、
今考えるとサトーンなら「BNH病院」の方が自宅から近く、日本語通訳もいたなーと思います。。(無知って怖いですね。)
また、バンコク都心にお住まいの場合はバンコク3大病院であれば、日本語通訳が24時間いらっしゃるはずです。(時間外は電話通訳かもしれませんが、通訳サービスは使えるはず)
「バンコク病院」「サミティベート病院」「バムルンラード病院」の3つ。
このほかにも小さなクリニックで日本語の通訳さんの常駐している病院は数多くあります。
病院受診から入院までの様子
上記にも少し書いた通り、下記を食べた翌日夜まで嘔吐と下痢が止まらず、怠さも全く改善せず。。
1日寝たにも関わらず全然具合が良くならず、点滴とかしてもらえたらいいなーと思い立ったのが夕方6時。
海外の病院は初めてでしたが、「クレカの保険が使えるはず!」と思い、クレジットカード会社へ連絡。キャッシュレス受診の手配と、病院紹介をしてもらいました。
(海外旅行保険については下記の記事にて紹介します)(準備中)
病院を紹介してもらって支度して、病院についたのは結局8時近かったような気がします。
受診の結果、極度の脱水症状と38度越えの高熱に加えて水分を一切受け付けず、心拍数もずっと高かったため、
医者から「今夜はとりあえず入院しましょうー」と言われてしまいました。。
入院が決まってから
入院が決まってからまず頭によぎるのは「仕事休まないと。。。」という恐怖笑
嬉しいような怖いような、上司に連絡する時はとてもドキドキしたのを今でも覚えています。
夜遅いし上司に連絡つかないなー、、と少し焦っている間も入院準備は進んでいきます。
採血、点滴管を腕に装着したり、点滴のスタンド(語彙力ない。。)が自分の横にセットされていきます。
さらに外来病棟から入院病棟まではかなり距離があり、まさかの車椅子移動!
(これって日本の病院でも普通なんでしょうかね。入院が初めてだったもので勝手がわかりません。)
入院部屋の様子
入院部屋は、入院ベットを除けばホテルの個室のような一人部屋でした。
タイの市立病院全体に言えることですが、日本の病室と比べて、かなり豪華です。
私が入院した部屋も一番スタンダードな部屋とのことでしたが、おそらく30平米はあるだろうという部屋に、ベット、デスク、ソファ、テレビ、キッチン、シャワースペースととトイレがあり、1日1回掃除がが入ります。
Wi-Fi完備、3食付き。もうここに住んでもいいかもと思いました笑
写真を撮ってなかったことが悔やまれます。。
唯一撮影していた自分のベットから見えるキッチンスペースの写真がこちら。
(広さは何となく伝わりますでしょうか。)
私が当時住んでいたコンドミニアムの部屋よりも確実に広かったです。笑
その後採血や検温で4時間ごとくらいで看護師さんが部屋に入ってきます。
日本人病棟に泊まっていたので、通常は、簡単な日本語が話せる看護師さんが対応してくださいます。
朝の回診では医師と通訳の方がいらっしゃって、診察を受け、その後は看護師さんが点滴のチェックや検温、スタッフの方が掃除に来たりご飯を持ってきてくれたり。それ以外の時間は本当に自由で何もすることがありません。(具合が悪いので基本はずっと寝ているわけですが。)
結局2泊3日で無事全快し、退院となりました。
入院中大変だったこと
特にありませんでした笑
唯一困ったのは、来院時は入院するつもりが全くなかったため、財布と携帯だけで病院に行ってしまったこと。
おそらく入院前に自宅に戻るということもできたと思いますが、自宅から病院が離れていたため、結局そのまま入院。
部屋に何でも備え付けの物があり、服についても入院着があったので問題なく、携帯の充電器まで貸してもらえました。
唯一パンツとコンタクトの洗浄液だけは困りました。こちらは看護師の方に伝えたところ、「洗浄液に代わる液体ですよ!」という謎の液体とコンタクト保存用の小さい容器をたくさん持ってきてくれました。
パンツについては、マーケットで売っていそうなお安めのパンツを、こちらも看護師さんに調達していただいて、実費で購入しました笑(多分2枚で100バーツとかだったかな。)
退院時
退院の日の朝、朝医師の回診で「退院していいですよー」と言われ、その1時間後くらいに点滴の管などを全て外してもらい、退院になりました。
退院書類へのサインや入院額の確認等も全て病室で完了し、「はい!OKですー」と看護師さんに言われると、あとはそのまま病室から出ていくだけ。
迷路のような病院の中を彷徨いながら退院しました。
入院費用
2泊3日で、約52,000バーツでした。
私は保険で全額カバーしてもらえましたが、もし保険がなかったら結構な出費ですね。。
終わりに
今回はバンコクでの入院体験記について執筆してみました。
関連した記事も今後執筆予定ですので、よかったら今後ご覧になってみてください。
健康第一ですが、念のための予備知識の参考になったら幸いです。