海外旅行の際の現地通貨の調達。皆さんはどうしていますか。
日本円を現金で持って行って、必要な分を両替する方が一般的ですが、日本円がが足りなくなった時のことを考えると、第二、第三の現金調達方法を用意しておくことを強くオススメします。
こちらの記事では、バンコクでのクレジットカードを使用したキャッシング方法についてご紹介します。
海外で現地の通貨を手に入れる方法は?
タイバーツを手に入れる方法は以下の4つが一般的です。
1.日本国内の銀行や空港の両替所で両替
2.タイの空港や路面店の両替所で両替
3.持っているクレジットカードの「キャッシング」
4.「国際キャッシュカード」を使用
今回は上記の3に当たる、「クレジットカードのキャッシング」を使用した現地通貨の調達方法です。
1.2の両替所での両替方法については下記の記事にて紹介しています。
バンコクでの現金両替のオススメ方法・スポット紹介!
4の「国際キャッシュカード」は以下の記事にて紹介しています。
*現在準備中
クレジットカードのキャッシングとは?
「キャッシング」というのは、簡単に言うとクレジットカード会社から現金を借りることです。マイナスのイメージを持つ方もいるかもしれませんが、海外にいながら簡単に現金を下ろすことができ、非常に便利です。
以下ではメリット・デメリットについてご紹介します。
キャッシングのメリット
海外でのキャッシングに夜現地通貨の調達のメリットは以下の2点です。
1.海外でどこでも簡単に現金を引き出すことができる
2.キャッシングだが、少額であれば利子が微々たる額
1.海外でどこでも簡単に現金を引き出すことができる
基本的に、VISA又はMasterカードを持っていれば、バンコクの街中にあるほとんどのATMで現金が引き出せます。下記のようなATMが街や空港には多数設置されているため、対応ATMがなくて困ることは無いでしょう。
2.キャッシングだが、少額であれば利子が微々たる額
国内で「キャッシング」と聞くと、借金のイメージもあり良い印象を持たない方もいるかもしれませんが、安心してください。キャッシングと言っても、基本的にはクレジットカードの利用と大差はありません。
これは使用しているカード会社によって変わりますが、私が使う楽天カードの場合には、クレジットカードの買い物と同じ月末締めで請求されます。何か特別に支払い方法が変わるということもありません。
(これは使用しているカードによって規約が変わるため、使用前に確認しましょう。)
こちらも参考程度ですが、私が1月にバンコクにてキャッシングで1万バーツ下ろした際の明細です。
このように、「利用金額」に利子が上乗せされた形で請求されます。今回の場合は、およそ500円の利子がついていますね…
(思ったより高額でびっくり笑)
あくまでも現金の両替ができない時の代替え方法と考えた方がいいかもしれません。
キャッシングのデメリット
キャッシングのデメリットは以下の3点が考えられます。
1.ATMの操作方法が不安
2.引き出したい額+利子とATM手数料がかかってしまう
3.キャッシング可能枠がついたクレジットカードを持っている必要がある(未成年は発行が難しい)
1.ATMの操作方法が不安
この点は誰しも感じるかもしれませんが、ATMでは基本的に英語が使用でき、日本語に対応している機械も少なくありません。
ただし1点だけカードが出てきたら「カードを素早く抜き取る」ことを意識していただきたいです。
タイに限らず海外のATMでは、カードを抜き忘れた際に悪用されないように一定時間カードが抜き取られなかった場合に、機械にカードが吸い込まれる仕組みになっています。
もしATMにカードが吸い込まれてしまうと、カードを取り戻すことができなくなってしまうため再発行しなければならず、旅行中もクレジットカードが使用できなくなってしまいます。
2.引き出したい額+利子とATM手数料がかかってしまう
こちらはどうしてもかかってしまう金額です。先ほどの場合は、1万バーツのキャッシングに対して利子が500円でしたが、これは額が大きくなると利子も多くなります。
これと別に、バンコクでATMを利用するとさらに「ATM利用手数料」が216円かかります。
キャッシングで多額のお金を引き出す際にはこの点に留意しましょう。
3.キャッシング可能枠がついたクレジットカードを持っている必要がある
クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の2つの枠があります。買い物の際にクレジットカードで決済すると「ショッピング枠」を利用し、日本や海外のATMで現金を引き出すと「キャッシング枠」を利用することになります。
ですが、全てのクレジットカードにキャッシング枠がついているわけではありません。特に学生やクレジットカード作りたての人はキャッシング枠をつけてもらえない場合も少なくありません。
キャッシングを使用する際にはキャッシング枠がいくらになっているのかを確認しましょう。
※一般的には未成年が発行できるクレジットカードにはキャッシング枠の付与は難しいと言われています。
最後に
今回は、バンコクにてキャッシングで日本円を下ろす方法についてご紹介しました。海外でお金を下ろせなくて困る事態を避けるためにも、複数の現金調達方法を持つことは強くオススメします。
ぜひ活用して、バンコクでの滞在をより良いものにしてください!